- いまの仕事に満足していますか?
- 仕事を生きがいにする、そのためには「自分のために働く」という働き方を意識していくことをおすすめします。キャリアアップしたい人も、新しい仕事を始めたい人も、どのようにとらえれば自分の仕事に、より満足できるか考えてみましょう。
あなたの「仕事」はどうですか?
以下の項目は、あなたの「仕事」についての現状を理解し、客観的に見つめるための自己チェック内容です。今後のプランづくりの参考にしてください。
- |あなたの「仕事」の現状をみてみましょう|
-
- 仕事から充実感や満足感を得ていますか?
- 自分のセールスポイントを言えますか?
- 身につけたい技能があり、その習得のために取り組んでいますか?
- 1日のうち、どの程度の時間を仕事に使っていますか?
- 自分のどんな能力が仕事に活かされていますか?
- 仕事で得た能力を、定年後何かに活かせると思いますか?
- 会社の上司や同僚、後輩とは、どの程度のつきあいをしていますか?
だれのために働くのか、「活私(かっし)」という考え方
働き方には、『周囲の期待に応えて働く』働き方と『自分のために働く』働き方の2つがあります。若いころは、『周囲の期待に応えて働く』を主体として、スキルアップをしていくことが求められがちではないでしょうか。
しかし、仕事に対してこのようなとらえ方では、働くことの意味が「生活のため、給料のためだけ」ということになり、仕事への意欲、喜び、満足感を得られにくいのではないでしょうか。
そこで、ある年代からは『自分のために働く』という働き方を意識していくことをおすすめします。
ここでは、この働き方を「活私」と呼んでいます。
仕事は自分のためにする。たとえば、興味のある手応えを感じる分野の仕事をする。あるいは、憧れていたことや夢を実現できる働き方をする。これが「活私」という働き方です。「活私」を目指すとき、将来こんな仕事をしてみたい、こんな夢を実現したいといった自分の「ありたい姿」のイメージをしっかりと持つことが大切です。
このような、「活私」という働き方をできるだけ若いころから実践することによって、仕事を主体的にとらえられるようになり、その結果、その延長線上にあるライフワークの確立へとつながっていくのではないでしょうか。
あなたの職業観は?
あなたの職業観は? と問われた時、何と答えますか。サラリーマンであれば、従来の終身雇用制度のなかで育まれた職業観を考える方もいるでしょう。しかし、終身雇用制度がだんだんと崩れてきているなかで、自分の仕事は自分で守らなければならない時代へと変化してきています。 これは、自営業の方には当たり前のことかもしれませんが、「仕事は自分で選んで、自分でつかみとる」というスタイルに方向転換してきているということです。
次のステージ(例えば定年退職後であり、若い人にとっては管理職、自営業の人にとっては新しい事業展開など)の仕事は「待っていては何もない」ということです。今から何かしらの手を打っておくことが必要でしょう。
自分の人生のライフステージを確認し、次のステージへの準備をしっかりとプラン化することをおすすめします。